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【栄研化学】据置・見通し変更:BBB/安定的→ポジティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0775

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0775 201 5 年 12 月 25 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

栄研化学株式会社

(証券コード:4549)

【見通し変更】

長期発行体格付 BBB

格付の見通し 安定的 → ポジティブ

■ 格付事由

(1) 国内臨床検査薬大手。売上高の 2 割超を占める便潜血検査用試薬は、豊富なエビデンスや分析装置の継続

的なリニューアルなどを強みに国内で約 6 割のシェアを有する。尿検査用試験紙や生培地などでも高いシ

ェアを持つ。当社独自の遺伝子増幅技術「L A MP 法」関連では、国内外で技術導出を積極的に進めている。

国内生産は栃木県内の 2 工場に集約し効率化を図っている。

(2) 01/ 3 期以降、一貫して増収基調を維持しており、利益水準も上昇傾向にある。価格値引き圧力は強いも

のの、販売数量の増加に加え、生産体制の再編を始めとする原価低減施策が進展している。また、15 年

にフランスで便潜血検査用試薬の供給を開始するなど、海外展開が加速しつつある。この先、海外での販

売拡大が進めば、収益力は一段と高まっていく可能性が高い。近時、国内工場で生産能力の引上げやコス

ト削減に向けた投資を進めているが、これらにはキャッシュフローと手元資金で対応し、良好な財務構成

を維持できる見通しである。以上を踏まえ、格付を据え置きとし、見通しをポジティブとした。海外事業

の成長速度や業績貢献度が格付上の注目点となる。

(3) 国内では、拡大する医療需要やがん検診の普及などを背景に、販売は堅調に推移している。欧州や北米で

は、免疫法による大腸がんスクリーニング検査の浸透を受けて、便潜血検査用試薬の販売が拡大している。

16/ 3 期の海外売上高は 38 億円(前期比42. 7%増)を計画しており、当面の目標としていた30億円を上

回る見込みである。また、遅れていた新興国での結核菌群検出試薬キットの展開が 16 年以降に本格化し

ていく見通しのほか、欧州では尿検査用試験紙の販売を促進している。

(4) 16/ 3 期は売上高 328 億円(同 5.8%増)、営業利益 33 億円(同 17.8%増)と、いずれも過去最高を更新す

る計画である。国内では販売価格の引き上げは難しく、減価償却費や研究開発費も増加基調にあるが、採

算の良い自社製品の販売増や生産量の増加による原価低減が見込まれる。L A MP 法関連の特許料収入も収

益源となってきた。15 年 9月末の自己資本比率は 69. 2%、借入金はゼロであるなど、財務基盤は強固で

ある。

(担当)本西 明久・佐藤 洋介 ■ 格付対象

発行体:栄研化学株式会社

【見通し変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 12 月 21 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:本西 明久

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「医薬品」(2011 年 12 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 栄研化学株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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